巫-kannagi- 琉球シャーマン(ユタ)系霊能者/かんなぎのよろず相談処

「はじめが聞く」”霊能者が回答する”神社とお寺の違いって何?

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弟子で祓い屋の一(はじめ)が、「みなさんから寄せられた質問」を巫に持っていってに答えてもらう、「はじめが聞く」のコーナーです。

 

今日の質問「神社とお寺の違いって何?」

 

 

 

 

今回いただいた質問は「神社とお寺の違い」についてです。

神社とお寺の違いだね、今回はかんたんに説明するよ。

僕が知っている範囲ですと、神道は日本古来からのもの、仏教はインド発祥のもの、という認識だよ。

そうだね、神社は紀元前の自然信仰が起源、
仏教は諸説あるけれども、日本伝来は6世紀という説が有力だよね。

 

神社について

 

 

 

宗教の種類は「神道」です。発祥地は日本。紀元前の自然宗教が起源です。

 

神道の崇拝対象は「八百万の神」と総称されるほど数が多く、山・森・石・神木など自然の物や、鏡、剣、特定の人(菅原道真公など)、森羅万象の様々なものを神格化し、祀っています

 

 

神社ってどういう人が働いているの?参拝方法は?

 

聖職者は神職と呼ばれる神職(宮司・禰宜・権禰宜など)・巫女さんです。

 

神職(宮司・禰宜・権禰宜など)は、神社に仕えて歳事や社務、祈祷などを行う役職です。

また、神職(宮司・禰宜・権禰宜など)のお手伝いをしたり、神事の際に神楽や舞を奉仕する巫女さんもいます。

 

教義は存在しない

 

神道は、様々な神様の力を借りて成り立っています。日々の生活、自然、文化から発展した神々の力をお借りする、という事で教義は存在しません。

 

神社のつくりや参拝方法

 

神社は神様が祀られており「参拝場所」としての役割を持っています。

神社は入り口に「鳥居」があり、鳥居から本殿までの「参道」、途中に手と口を清める「手水舎」があり、その先に神様が祀られている「本殿」、という造りが一般的です。

 

参拝方法は二拝二拍手一拝。

 

・神社は、現世での幸せを願うところ。

 

神社では、お賽銭を入れた後、二回礼をし、手を二回叩いて、もう一度礼をする、「二拝二拍手一拝」という参拝方法が一般的です。

(参拝方法が違う神社もあるので、その際にはその神社の方針に従ってくださいね)

 

神社への参拝は、穢れを清めるためのお祓い方法の一つに数えられるもので、「今までの穢れを清めて、心機一転の決意表明をする」という意味合いがあります。

つまり「お金が欲しい」といったような自分に都合のいい願い事をするのは、本来の目的とは少々ずれてしまいます。

 

ご神体は見れるの?御朱印は?

 

御朱印は神社によりけけりですが、最近ではあるところが多いように思います。



ご神体は秘匿とされており、見ることは基本的にできません。

磐座・木などの自然のものがご神体の場合には見ることができる場合もあります。

 

 

 

お寺について

 

 

 

宗教の種類は「仏教」です。発祥地はインド。日本伝来は6世紀という説が有力です。

 

神道の崇拝対象は、仏陀、仏様(大日如来、薬師如来、釈迦如来、地蔵菩薩、不動明王など)や、「仏」として崇められた高僧などです。

 

 

お寺ってどういう人が働いているの?参拝方法は?

 

聖職者は僧侶(お坊さん・尼さん)。お寺の管理者は住職です。

お寺でお経を唱えることや説教を基本的な仕事としています。

他にも、葬儀の場でお経をあげたり、寺院や墓地の管理も行っています。

「和尚」は教えを説くお坊さんのことで、「住職」はお寺に住み込んでいるお坊さんのことです。

 

教義について

 

釈迦(仏陀)が説いた教えを記録した「経典」が教典とされています。

 

お寺のつくりや参拝方法

 

もともとはお坊さんが仏教修行を行う場所でした。

仏陀が徐々に神格化されていくと共に、仏塔や仏像、それを収める仏殿などが造られ変化していきまました。

お寺はまず、入り口に「山門」があり、元々は仏陀そのものを表していたといわれる「仏舎利塔(五重の塔)」、本尊の仏像を安置する「金堂」などが配置されています。

 

参拝方法は合掌

 

お寺では、お賽銭を入れた後、拍手は打たずに胸の前で合掌する参拝方法が一般的です。

 

・死後の極楽浄土、または現世での幸せを願うところ

 

祀られている仏様で願うものが現世に向けてのものか、来世に向けてのものかが異なります。

また、仏教の教えは善行(より良い自分の行い)を積んで得る、という事なので、お願いするというよりは自分の行動を誓う、というのが正しいかと思います。。

 

 

ご神体は見れるの?御朱印は?

 

参拝後に「朱印」をもらうことができます。

仏像などを常時拝観できますが、決まった日にしか開帳されない仏像、一般公開はしていない仏像もあります。

 

 

今回は神社とお寺をかんたんに説明させていただきました。

基本はここまで理解しておけば大丈夫かと思います。

 

 

一般的に存在する神社とお寺はこんなに違いがあるんだね。

結構大きな違いがあるんだよね。また今度、もっと掘り下げた話もしたいと思うよ。

 

 

 

この記事を書いた人

平良

巫のよろず相談処のお客様対応や裏方業務全般を担当しています。
タイラーと呼ばれております。
「堅苦しい」と巫や一によく言われるのですが、ある意味実直さが長所だと思っております。趣味は渓流釣りです。
また、お問い合わせの際に一番お客様と接する位置におります。なるべくご不便がない対応を心がけております。よろしくお願い致します。

僕のTwitter @tyler_kannagi はじめました。

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