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【近況説明⑤】現状:看取りを終えて

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【近況説明⑤】現状:看取りを終えて

 

 

父を看取り終え、見送りまで

 

2026/2/4 4:00 父を看取り終えました。

その日はなんとなく予感がして、いつもなら寝る時は携帯の音を一切消すのだけれども、

寝る直前に音を切らずに寝た。

その1時間後に病院から電話が鳴ったので、やったことは正解だったようだ。

 

血圧が60まで下がって意識が戻らないので、という電話だったのだが、

たまたまとんでもない時間だったにも関わらず子供らも起きていたので、

早々に全員を拾ってから病院へ向かった。

 

病院に着くと、血圧が90まで戻り、脈もはっきりしていますと告げられる。

が、意識は戻らない。

最後の意地か、と思ったので、「もう頑張らなくて良いんだぞ」と告げた。

そこから一時間で、苦しむ様子は一切見せないまま、父の呼吸はスッと止まった。

 

最後まで鎮静も使わずに自然に終える事が出来た父。

それだけでも充分に羨ましいと思った。

そんな父に向かって「お疲れ様でした」と頭を下げた。

 

最後の最後まで自分の思うように発言し、行動し、好きに生きた人生なのだから充分だ。

いや、こちらは最後まで聞けなかった事だらけなのだけれども。

 

ただ、こちらとしてもやりきった感しかないので、悲しいとか淋しいとか、

もっとこうすれば、ああすれば、とか、

そういった感情は今も生まれないでいるので本当に走り抜けたんだろうと思う。

 

看取りに立ち会った看護師さんは泣いてくれていたので、

クセの強い父は面倒でもあり、愛されキャラでもあったのだろうな、と思いながら、

何かこう、立場が逆転しているような空間をどうしたものかと思ったりもした。

 

そういや、最後の最後まで、手には携帯を握っていた。

いや、携帯を握ったままというと何か連絡を取ろうとしたとかそういう風な光景が浮かぶかもしれないが、

父の携帯活用法はYoutube閲覧だった。

 

 

小さく家族葬、そうして宮司の厚意

 

二件ほど打診してあった葬祭場のうちの一つに連絡をし、引取に来ていただいた。

丁寧に運んでいただいて安置された父。

宗教者を呼ばない形での契約だったのだが、仏式に整えられていたので、

すみませんがうちは神道なので、私が祭壇を好きに作るのは自由ですかね、と許可をもらい、神道の祭壇を整えた。

「神道ってこういう風にするんですね、写真を撮ってもいいでしょうか」と尋ねられたので快く承諾した。

祭壇を作る時に榊を買いに行った仏具店で、うちの市は神道が多いから知っていると思うんだけどねえ、と言われ、

二、三の雑談をして御礼を言って店を出た。

 

そうしてしばらくしたら、懇意にしている神社の宮司さんが私服で見えられて、

今日中に御霊移しの儀だけでもと小さく道具を持って来てくださって、

静かに御霊移しの儀を行ってくれた。

お金はいいよ、と言われたのだがわざわざ出向いてくださったので無理矢理押し付けて感謝を伝え見送った。

そうして火葬後に神葬祭を改めてお願いし、その日は家族だけで過ごして翌日に火葬となった。

正直、かなり無理を言ったと思うのだけれども、全部を通しでやれる感じではなかったので、

融通を利かせていただいて本当に感謝しかない。

 

翌朝になって火葬に向かう前にお別れの儀式というものを行った。

出棺の前の末期の水(臨終後の二回目)は生前めちゃくちゃ要望されたコーラで、という事になった。

いや、コーラなんて含ませたらこの人起き上がるんじゃないか、なんて思いながらコーラを榊につけて含ませて、

やっぱりタバコを入れないとな、とケントの6ミリを棺桶に入れた。

そうして葬儀セットについてきて榊と置き換えられて引っ込められていた花を、

せっかくだからと棺桶に入れさせてもらう事にしたのだが、

どうやったら映えるか等々話しながら顔周りを花で埋めていった。

 

コーラ・タバコ、そうして花。

そこにカレーと皿うどんがあればもっとそれらしかったのだけれども、

流石に焼いている間にカレーの匂いがするのはどうだろうと思ったのでやめておいた。

 

そうしてこれまた宮司が無償でくださった祭壇を組み立てて、

祖霊社とは別の段に父がいるわけなのだが、

まあ、ニッコニコでいいっすね、なんて毎日言いながら供物を置いたり貰ったりしている。

いや、ニッコニコの遺影をイラレ等で前もって作ったのは私なのだけれども。

 

仕事人間だった父の技術は継承されて残っていく

 

そんな中、一人の男性から連絡があり、ちょっとお話をさせてもらった。

なんでも父の弟子で、父のところでずっと学んできて、

独立してついには法人化することになったという事だった。

父の技術力は私も誇りに思っているところがあって、その弟子という人も、

そのおかげで信頼があると仕事を沢山貰えているとの事でなんだか安心した。

 

父親としては自分勝手に生きた人であったけれども、

仕事は本当にすごい人だったので、あの技術も消えていくのかと思っていたが、

それが継承されていくのは有り難い事である。

 

それから、知らない側面も色々とお話が聞けた事も有り難かった。

 

 

「お疲れ様」をありがとう

 

そうして玉串料がぽつぽつ届く中、

「お疲れ様」という言葉をいただいた。

 

しどせんしゅうさんとTomさんからは、言葉とともにお花も送っていだだいた。

遠く離れた長年の友人は、ちょっと一人で休んで来い、とカフェ代を送ってくれた。

散々話を聞いてくれた人たち、本当にありがとう。

明るい花々に心から癒やされたし、そうしてちゃんとカフェにも行かせていただいた。

私に向けた「お疲れ様」の心遣いが本当に嬉しくて、煩雑な手続きも頑張れている。

 

それ以外にも遠い地から「お疲れ様」をくれた友人、

そうしてお互い父を見送った立場にある友人、それから元旦那。

それぞれがそれぞれに労りを向けてくれた事に、心から感謝している。

 

みんなが笑って接してくれる事が、私にはとても有り難いと思っている。

当事者がまず、しんみりしていないからね(笑)

社会性や人間性ってこういう時に現れるんだなとも思ったし、

そうしてそれが噛み合う人たちが私と付き合っていてくれている事が本当に感謝でしかない。

本当に、ありがとう。

 

 

事後処理と終活の大切さ

 

そうしてこれは現実的な話で、みんな頼むから元気なうちに、

自分をどうして欲しいか、残ったものをどうして欲しいか、

そうして契約しているものは何か、パスワードは何か、口座はどこか、

自分の後始末に必要な情報は終活ノートに書いておいて欲しい。

 

私は先を見越して葬儀社に見積もりを取って回ったから営業に来られる事もなく、

そうしてさりげなく口座や契約しているものや、暗証番号その他を聞き出してあったから、

まだまだ全然スムーズに事後処理が出来ている方だと思う。

だけれども、そういった事を生きている間からする事に抵抗がある遺族もいると思う。

そうして万全を期していた私ですら、見落としかけていた契約もあったりもした。

 

親戚のおばさんにも散々説教したのだけれども、

「なんとなくお金がかからない方法で適当でいいから」とか「庭にでも撒いておいて頂戴」とか、

そういうあり得ない方法とか適当な方法だけを投げ置くのはやめて、

きっちりとまとめておくのが残された者への誠意だと思う。

配偶者と同じ墓に入りたくないなら、墓も用意しておいた方が良いと思うし、

仏教徒なら、戒名を適当にされてお金をめちゃくちゃ取られたくないなら自分で考えて記載しておけば良いと思う。

おばさんには、優しさのつもりで「なんとなく適当にお金をかけずに」と言う事が、

かえって混乱を招くという事をくどくどと説いて帰ってきた。

そうでなくても死後の手続きは色々とあって、まだ数ヶ月かかるものも色々あったりして、

そうしてお世話になった医師やケアマネ・訪問看護の皆さんに御礼に回ったり、

五十日祭が終わる頃にも全部は終わらないわけだ。

 

万全を期して挑んでも、今も非常に疲弊しているし、書類はめちゃくちゃ届くし支払いもあるし、

看取りというものはその後もしばらく雑務に追われるものだから、

終活というものは本当に大事だと思う。

特に今はデジタルに情報が集まっている時代だからこそ、それらをスムーズに片付けられるようにして欲しいと思う。

 

 

 

色々とある意味で非常に勉強になった期間でもあったし、

そうしてなんとも言えない気持ちを味わった期間でもあった。

色んな方向に向けて戦って得たものが、

いつか誰かの役に立てばいい、そう思って近況を更新してきた。

 

——————————–

 

再度、同じ締めの言葉になるが、

今現状として、無理をしても無理が出来ない状態になることがとても増えたままである。

24時間365日休まない事、もちろんすぐに対応が出来ない時もあるが、極力早く対応すること、

これがモットーだった私の考えは、今は実行出来ない状態にある。

 

大変申し訳なく思うが、ご理解をいただけるとありがたいと思っている。

 

―近況報告⑤、終わり。

この記事を書いた人

巫-kannagi-

【 琉球シャーマン(ユタ)系霊能者 / 生き方のアドバイザー】
●お悩みを解決に向かわせることで、あなたの人生の流れを変えます。あなたに光を。
霊能者は「当て屋」として見られていた時代から、あなたと並走する「メンター」としての役割にシフトしていく時代になったと感じています。
琉球シャーマンと修験双方の家系の混血であり、少々特殊な霊能者です。霊的相談、霊視鑑定、お祓い、オンライン鑑定以外に、生き方・考え方アドバイザーとして、多岐に渡って鑑定を行っております。国内だけではなく、海外からも依頼を請ける霊能者でもあり、メンターでもあり、すでに9000人を超える鑑定実績があります。
ブログでは辛口で誤解されがちですが、鑑定では「思ったよりキツい人じゃなかった」とのお声をいただいております。
沢山の鑑定迷子や、人生迷子の方の助けになればと思い活動しております。「ただ、事象をお伝えするだけではなく、問題の解決に導く事」見えない世界を現実離れしたものとせず、現実的視点を大事にし、実生活に落とし込む事を目標とさせていただいております。
活動理念は【霊能者をもっとラフにカジュアルに】

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