願いを叶えたければ、受け取る器を用意する。あなたの「願望を叶える器」を育てよう
願いを叶えるためにはそれを入れるための「器」が必要
とある能力者から聞いた話で、これはそうだなととても納得した事がある。
「願いを叶えたければ、受け取る器を用意しろ」
「器を用意せず願ったところで、神がかなえようとしたところで落とす場所もない。どうしろっちゅうねん、って話ですわ」
なるほど、と思ったのでその後考えた事を書いてみる事にする。
少々支離滅裂になるかもしれないが、自分の為の忘備録でもある。
今あなたが叶えたい事があるとする。
しかし現状は叶っていないのは何故か?それは、あなたにそれを受け取る「器」が無いからである。
あなたが今持っている「器」。この器では容量が足りていないから、あなたの願いが叶わないのである。
じゃあどうすればいいのか?
「器」を育てる・数を増やす。空き領域を作ろう
それはあなたの「器」の容量を大きくしてあげて、または数を増やして、「ここに入りまっせ」とする事だ。
「果報は寝て待て」
まさかと思うが、何もせず待っていれば願いが叶うと思っている者はいないとは思う。
願うだけ、思うだけで願いが叶うと思っているのであればそんなに楽な話はない。
当然ながら、やるだけの事をやって、初めてそこで、「果報は寝て待て」という言葉に至るのである。
この「やるだけの事をやった」とする基準だって、自分に甘えた基準であれば、それなりのものしか落ちてこないだろう。
当たり前、である。自分を甘やかす事は時には大事であるが、願いを叶えたい人がそんな事をしていたって、一生そのままだろうとしか思わない。
しかしいくら頑張っても頑張っても叶わない、いつまでこんな事が続くんだ、という人もいるだろう。
この場合は「器」が問題となる。
器が小さいのか、はたまた、器が他の物で満たされてしまっているのか、どちらにせよ余裕がないのである。
この器はあなたが望んでいないもので満たされてしまう場合もある。
人からの信頼・受け取ってきた愛情・お金・衣食住に困らない生活、その他諸々、そういったものが沢山入っていて既に満杯の場合だ。
この場合は決して悪い事ではないのだが、ただ、この場合あなたの願いが入る余地がないので叶わない、という事になる。
または、自分はすごく恵まれていないのですがなぜでしょうか?というのであれば、今あなたが持っている器が本当に本当に小さい、という事になる。
とりあえずご飯は食べられているという事実だけでもう満杯なのかもしれないし、もっと小さなあなたを満たす事で満杯なのかもしれない。
つまりどうあってもやはり器を大きくするか、数を増やすしかないのだが、これには心の訓練が必要になってくる。
「器」を育てるためには
まずは言葉通り、器が大きい人になる練習をしよう。
器が大きい人は、小さな事にいちいちずっと執着しない。
これはすごく大事な事で、つまり、点ばかりを見ているとどうなるかというと、すごく「どうでもいい事」で器を満たしてしまうという事になる。
小さな事でずっとごちゃごちゃと心に抱えて、
「この問題が解決しますように」
「目障りなアイツがどうにかなればいいのに」
と思うという事は、それは「願っている」と同等になる。
そうするとそのどうでもいい事を解決しようと神が動いた場合どうなるか?
その器はその願いが叶った分、容量が減るのである。
オマケの作用としては、そんな小さな点しか見ていないのだから、それなら大きな器なんていらないよねーと判断されるので、もちろん器の容量は増えないし、逆に容量が減る事だってある。
あと、「問題ない・なんてない」という癖をつけるのは自己暗示のためにとても有効な言葉である。
本当に、自己暗示のように「問題ない・なんてない」と口にする癖をつけると、目の前の問題から一旦離れる事ができるようになる。
そうすると思考の切り替えがめちゃくちゃ早くなる。
この思考の切り替えに慣れると今までの自分の思考の狭さに驚くかと思う。
心が乱れていると器が育たない。
思考をすばやく切り替えて、心を落ち着ける練習をすると良いと思う。
あとは自分の感情を正しく分析する事。
自己分析を正しく行う事って実は大切だけどしっかりやるととてもしんどい作業なんだ。
他者と共有しなくて良いのだから、もし時間と心に余裕があるときはがっつり分析をしてみると良いと思う。
ちなみに私はこれをやると心身ともに疲弊して必ず熱を出す(笑)
あなたの「器」はあなたにしか育てられない
そうして、器を大きくしたり、または数を増やしたりして容量を増やして、空きスペースを用意しながら心願成就の為に頑張る、ということになるのだが…。
書くのは簡単であるが、実行するのは大変である。
なのであまりストイックになりすぎないように気を付けて欲しい。倒れたら心願成就もくそもないからね。
もちろん、生まれ持っての器の大きさは人それぞれだ。
最初から小さいからって問題があるという訳ではない。たまたまそれがスタートだったっていうだけの話。
ただ、それ以降の器の育て方はあなた次第だ。
逆に考えれば、もともとの器が小さい人は、もしかしたら神様が、「コイツなら器を大きく育てる事ができるだろう」と、あなたが成長してくれる事を期待しているのかもしれないね。
あなたの器は、あなたにしか育てられない。
どんな器になるか楽しみながら、育ててみてほしい。