「人生はRPG」自分がプレイヤーになってRPGを始めなければ、自分のマップは広がらない
目次
「安全地帯にいたまま、現状を変えてくれる何か」を探し求めていませんか?
「安全地帯にいたまま、望んだ環境を手に入れたい」
きっとそう思ってしまう人は多いだろう。
しかし、どうしたってそれは、潤沢なお金の力やとてもすごい権力がない限りは無理な話だと思うのだ。
いや、お金や権力を使ったところで、運気そのものは変えられないだろう。
となるとそれは砂上の楼閣。
少しの風で崩れ去り、最終的には何も残らない、という事になる。
「安全地帯にいたまま、現状を変えてくれる何か」を探し求めても、明日目が覚めたらガラリと世界が変わっていた、なんて事はないのだ。
必要なのは「今の安全地帯から一歩踏み出す勇気」ただそれだけ。
現状を変えるにはまず自分が一歩踏み出す事でしかないのに
「変わりたい、だから今からやろうと思っている」
「変わりたいけど、忙しい・疲れている・時間が無い」
「変わりたいけど、家族が・環境が」
と言って行動をしない人たち。
結局は、今の安全地帯から一歩踏み出す勇気がなければ、そこでいくら何を思っても、何を言っても、それは「夢を見ている状態」という領域から抜け出せず、そうしてそのまま何年も同じ事を言い続け、限りある人生の無駄遣いをしてしまうというとても勿体ない事になってしまう。
「私には無理だから」
そう言うのであれば現状を受け入れ夢を捨てれば良い。
それを責める人なんて誰もいないのだから。幸せの形は人それぞれだ。
現状で手が届かないように見える世界は、自分で取りにいく。
私は人からよく「強いよね」と言われる。
私はその度に思う。
「私は強くない」と。
私は自分の意思を持って行動をしているが、もちろん落ち込むし、道にも迷う。考え込む事だって沢山ある。
ただ、私は知っているし、今、すでに踏み出して頑張っている人たちは皆知っている。
「行動しなければ何も変わらない」
という事を。
現状で手が届かないように見える世界は、自分自身が取りにいかなければならない。
自分が今いる安全地帯から一歩踏み出して、ドラクエのように自分がプレイヤーとなってRPGを始めなければ、次の町に行く事も出来ない。
「たった一歩」でも踏み出してみれば、世界は広がる。
たった一歩でいい、まずは踏み出してみよう。
そうすれば自分のマップが広がり、そうして新しい世界が見え、新しい人と出会って、そうして運気というものは変わっていくのだと思う。
その冒険の途中で、行きたい世界が変わったり、人との出会いと別れもあるだろう。
それでも、ゲーム開始時の町から出ないままそこにいるよりも、得るものは桁違いに多い。
このRPGは、ネットの世界の中だけでもかなりの人が、「攻略本」を出している。
とても有難い世の中になったと思う。しかしそれらを読むだけで満足してはダメなのだ。
今度は自分が攻略本を作る、それぐらいの気持ちで行動したら良いかと思う。
成功も失敗も、全部攻略本として誰かに伝える事が出来たら、それは人助けとなるだろう。
プレイしてみれば、思っている程苦しい道のりではないかもしれないし、広がったマップの先にあるのはとても楽しい世界かもしれない。
それなのにそれを自分の目で見てみようとしないのはとても勿体ない事だと思う。
白馬の王子様や、棚から落ちてくる牡丹餅を待っているだけでは何も変わらないのだ。
余談。「人生は一回限り」。今この瞬間ももはや過去だ。
せっかく能力者と名乗っているので、能力者として話をするならば、私は「こうなりたい」という人の願いを通すために「環境呪詛」というものを使う事がある。
これは「こうなりたい」に近づくための「環境」を変える、という呪(まじない)だ。
この呪(まじない)においては、「こうなりたい」という願いを通すためには、その人の安全地帯を無理矢理にでも壊す事もある。
その理由は、先に述べた、今いる安全地帯にいるままでは、その願いは叶わないからだ。
これは魔法ではなく、その人を無理矢理にでも「行動せざるをえない」状況へ持って行くものであり、目の前にかぼちゃの馬車を出すものではない。
私があちこちに書いている「破壊と再生」という事だ。
ある意味、私は自分で自分に「環境呪詛」をかけているのだと思う。
この呪(まじない)に後押しされる形で、どれだけ下手くそでも、泥臭くても、それでも見たい世界があるからには私は行動をし続けるだろう。
実際、独立する、と決めて行動を始めた瞬間から出会う人は変わった。
もちろん縁が切れた人も沢山いる。
でもそれも必然だと思っているので、そこに未練や後悔は全くない。
入ってくる情報も変わった。
それは自分が目を向ける世界が変わった、新しいマップを手に入れたという事なのだと思う。
そして冒険を続ける限り、また新しいマップを手に入れたり、色々な変化が起こると思う。
人生は一回限り、今この瞬間にもそれは過去となる。
それならせっかくだから楽しんだ方が良いかと思うのだ。
さあ、冒険を始めよう。
次の記事へ